
Making Of Bot3D 2.0 デモコンテンツ
Written by Ryoichiro Debuchi / atom Co., Ltd.
ここでは、サイトアップ版のテキスト読み上げデモコンテンツのメーキング(簡単な作成手順)をご紹介します。
(1) 3Dモデルを用意する
3Dキャラクターは、Maya 4/5で、3Dモデリング、及び、アニメーション単位データが作成されています。その他、リップシンクに使用する、顔のモーフターゲット、表情アニメーションに使用する、顔のモーフターゲットも含んでいます。
これらはすべて、XMLで定義されている、B3ML 1.0モデル関連データにコンバートします。
(注) B3ML 2.0のモデル関連データのスペックは、B3ML 1.0のモデル関連データとまったく同じです。
B3ML 1.0 専用のビューワー、BotViwerでチェックするとこんな感じです。

(2)音声を録音する
読み上げるテキストやシナリオが決まりましたら、声優を決めてスタジオにて録音します。
(注)合成音声を使用して、テキストから手っ取り早く音声ファイルを作ることもできます。デスクトップ版のB3ML 2.0 Browserは、直接、アプリケーションに組み込まれた合成音声エンジンを用いて音声を出すこともできます。
(3)音声ファイルを解析する
音声ファイル(WAVE)ができましたら、リップシンクエンジンが組み込まれた、LipAnalyzerを用いて、音声ファイルを解析します。音声の要素(モーラ)と、それぞれの時間長(ms)を分析し、B3ML 2.0のコンテンツデータである、RealVoiceファイルに出力します。
RealVoiceファイルができましたら、B3ML 2.0 Browserでリップシンクの動作をチェックします。
(4)感情/動作タグを追加する
続いて、RealVoiceファイルにキャラクターの感情/動作タグを追加していきます。
まず、このようなト書き(シナリオ)を作成しておくとやりやすいです。

XMLエディターを用いて、文章中の好きな位置に感情/動作を入れ込むことができます。RealVoiceファイルはこんな感じになります。

できましたら、再びB3ML 2.0 Browser で動作をチェックします。
(5)ビジュアルタグを追加する
B3ML 2.0で機能追加されたビジュアルタグもRealVoiceファイルに付けてみます。
背景イメージのフェードイン/アウトや、ライトの位置や色の変化、キャラクターの位置等をストーリーに合わせて設定することができます。
(6) B3ML 2.0 Browserでチェックする
ここまでで、ほぼコンテンツは完成しました。最後に動作をもう一度、B3ML 2.0 Browserでチェックします。

(7) ウェブサーバーアップ用にデータを加工する
今回のデモコンテンツのように、ウェブブラウザ(IE)のプラグインとして見せる場合は、ウェブサーバーアップ用にデータを加工する必要があります。
ストリーミングできるように、適当な段落ごとにコンテンツデータを分割しパックします。