Bot3D EngineTM は、会話する3Dバーチャルキャラクターを意味する、「トーキングヘッド」描画専用エンジンです。Web3Dプラグインと、ActiveXコンポーネント形式による開発ソフトウェアへの組み込みエンジンの形態を持ちます。
データはすべてオリジナルXML形式(B3ML)を備え、1)3Dモデル、2)アニメーション、3)キャラクター設定、4)リップシンクや感情表現の単位である「視覚素」設定、5)会話文章設定、そして、6)インタラクティブ分岐ストーリを定義するためのオリジナルデータ形式、「ストーリーグラフ」データを記述できます。
Bot3D / B3MLの開発方針として、関連するI/O及び、データ形式をすべてユーザーに公開いたしますというものがあります。特に、データ形式であるB3MLは、W3Cで制定されたXMLという、代表的なデータ形式で定義されています。これは、各ベンダーの3DCGアプリケーションへの対応をユーザーのみなさんと図っていくことを意図しています。(*)
まず、代表的な3DCGアプリケーションのひとつ、Alias Systems Maya TM に対応した、B3MLへの各種コンバータープラグイン(API)を用意しています。
3D機能としては、リアルタイムボーンアニメーション、ターゲットモーフィングをサポートしています。
ボーンとモーフの組み合わせも可能であり、次の形態を持ちます。
1) スキン自体のターゲットモーフ。 2)ボーンアサインメッシュのモーフ。3)ラップされた詳細モデルのモーフ。
また、オリジナルWrappingテクニック採用による、リアルタイムボーンモーフの高速化も計っています。
Bot3D EngineTM は、設計思想の新規性として、「リップシンクと視覚言語の一元化」と「インタラクティブストーリー記述データフォーマット」のふたつがあります。
3Dモデルレベルではアニメーションやモーフィングを備えた、トーキングヘッドが扱えますが、文章再生レベルでは、リップシンクのみでなく、会話動作/感情表現も会話の一部として一元的にXMLデータで扱うことにより、豊かな会話表現を行うトーキングヘッドを利用することができます。ひとたび、3Dモデル、アニメーション、モーフターゲットがセットアップされれば、3DCGツールの扱えないユーザーでも、HTMLタグを作成する能力があれば、XMLデータベースでリップシンク、感情表現、会話動作まで含むキャラクターアニメーションを簡単に大量に作成することができるはずです。
また、ストーリーレベルとして、ユーザーからの入力に従ってストーリー分岐させるコンテンツ(インタラクティブストーリー)を記述するためのオリジナルデータフォーマット、「StoryGraph」を利用することもでき、その場合、ユーザーインタラクションを持ったトーキングヘッドという複雑なコンテンツ開発を容易にすることができます。
さらに詳しい説明:
3D「トーキングヘッド」のための組み込み描画エンジンの開発-DIGITAL CONTENT JAPAN 2003 / TEPIA / 2003,3,18
(*) ユーザーによる3DCGアプリケーションデータからB3MLへのコンバーターの開発による使用、ユーザー間でのコンバーターの供給、あるいは、ユーザーと開発元との協力、共同によるコンバーターの開発などを想定しています。
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